波間から空の涯てまで

2007年6月23日〜24日
青森市・青森演劇鑑賞協会 にて。

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スペースB.O.Pこけら落とし公演以来の、最初から最後までひとりで努めた舞台です。
夢野久作「青ネクタイ」、速瀬れいさんの「のちの雛」
などを演じました。

ひとりとはいえ、作者やスタッフ、お手伝いの皆様、観客の皆さん、
残念ながら本番には来られなかった人に至るまで、
たくさんの方々に支えられて公演というのは出来ているのだなあ、
舞台に立っているのはひとりでも、
それを作っているのは決してひとりの力ではない。
ということを実感した公演でした。
そのおかげかどうか、お客様の評判も
いままでになく良かったような気がいたします。
皆様、暑い中をみじろぎもせず大変集中して観てくださり、
ほんとうにありがとうございました。

会場のいい感じの狭さと、天井の高さをいかして、
なかなか印象的な装置と照明を作り出せることが出来たのではないか
と思っています。
演技としては、「動きすぎない」ということと「『目』を使う」、
ということを自分なりの課題としてやってみました。
ビデオを見返してみて、もっと思い切って「動かない」。
ということにも今後挑戦してみてもいいのではないかな、
と思っております。

今後とも、ちょこちょことこうした古今の名作を取り上げて、
色々な人にその世界を味わっていただけるような、そんな作品を作っていきたいです。

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