ラビリンス


ある日、考え事をしていて、
「幸せに嫁いだはずのお姫様の、その後はどうなんだろう?」
と思い立ち、大好きな小説家である速瀬れいさんに
「白雪姫のその後の話」という内容で原作を書いていただき、
高橋がそれを脚色して公演化いたしました。
年老いていく自分とは裏腹に、
若い娘は眩いばかりの美しさ。
すがるようにしがみついた恋さえも、
うたかたの泡のように消えてしまいます。
原作者から「幕開きはタンゴで」というリクエストがあり、
この作品の稽古中から社交ダンスを習い始めました。
稲村光男さんの素敵な宣伝美術も大評判を呼んだ、
思いで深い作品のひとつです。

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